千利休とその妻たち 三浦綾子著を読む。
読み終えて、もの寂しくて、寝床から起きて、酒を飲み出してしまった。利休ものの最後はわかっていても、この賢人をおとしめたこざかしさに腹が立ち、これも世の倣いよと言い切れない心境に陥ってしまった。妻と夫の会話を中心に据えたこの小説の迫力なのかもしれない。利休とおりきの壮大なラブロマンス、その終止符もやはり利休の切腹なのよ。その後のおりきをみてみたい。
2009年12月9日水曜日
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日々感じることを綴ります。私にとっての、仕事(建築設計のこと)、趣味の陶芸のこと、園芸のこと、家族のこと、身の回りでおきた小さな幸せ話のこと、本の読後感など、綴っていきたいと思います。
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