2011年1月4日火曜日

「平穏死」のすすめ 石飛幸三著 を読む

この正月休みに、読む。
家内の友が12月中頃、家に遊びに来て、家内に紹介していた本です。「大いなる看取り」中村智志著に続く、死に対しての心積もりを考えさせられた本でした。口からものを食べられなくなったら、胃瘻による栄養補給をしていただくかどうか、その取り決めに、深い深い思いが隠れている。妻が勤めいる特別養護老人ホームにも、胃瘻による栄養補給をしている人々はいるとのこと。

心と体が同程度に衰えて尽き果てる「老衰」を向かえるために、今何をすべきか。そう切り替えて考えることにしていきたい。

※口からものが食べられなくなる原因には、知覚情報の遅れがあげられる。
 その結果、誤飲による肺炎を繰り返すようになる・・・医者は胃瘻をすすめる
※胃瘻(いろう)とは、口などからの食物・水分の補給が困難な場合、胃壁と腹壁に穴を空けてチューブを取り付け、外から直接胃にペースト状の食物、栄養剤などを注入すること。

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