「本を読む本」M.J.アドラー C.V.ドレーン著を読み終える。主な読書する場所は、浴室の中、次いで寝付くまでのベットの中です。読む前にすべきこと、読んでいるときに心がけること、読むべき本によって読み方をかえることなどが、書かれています。読む前に、おおよそ書かれている内容を把握し、目的をもって読むべしとある。読む前にどのようにして概略を掴むかというと、目次拾い、前書き、後書きから読み取る。また可能であれば速読でもって読み取る。そうすることによって、この本に書いてある概要がわかる。おおよその全体イメージをもって、読み進めるべきとある。より理解力がますという案配である。著者の発するアンテナをまず読み取り、理解し、本文で深めていく読み方が、良書を読み解く心得とある。
本屋さんで、本を買うかどうか迷ったときに、目次を拾い読み、気に入ったページにジャンプして内容を確認していたことと、ほぼ同じ行為のようです。お金を出すに値するかの迷いを決定する拾い読み、時間を割いて読む価値があるか決める行為、同じ類です。本屋さんで買うよりもネットで買うことが増えてきたことも別の要因としてありそうですが。
今日の朝刊に目を通したときに、ページ全体を眺めている自分に気づきました。大枠を掴む癖が少し養われたようです。単細胞な私です。
2008年8月5日火曜日
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