2008年10月29日水曜日

10月の窯出しです

今日は、窯出し日。大窯小窯の両方です。大窯は、素焼き。小窯は、本焼きでした。量が多いでしょう田中さんの窯入れは定評があり、結構収まってくれるのです。4月入会の栗原氏の作品には驚きです。結構いい作品が焼き上がっていました。本焼きの方では、釉薬の掛け具合の妙の菱山作品のオンパレード。私は、唐津の土で型作りで中皿とロクロでどんぶりを製作。中皿は、中心部に小さなひびを作って焼き上がってきました。改めてむづかしい土だなーと思う。一番よく使う信楽の赤で板づくりでマグカップを量産、取っ手がもげてあがってきたものが2点あり、小型のビールジョッキに変身です。紙型に合わせて、粘土をカットしたので大きさをそろえることができました。菱山宅での備前祭用の素焼きは、ぐい飲みとビールジョッキ。経年で色が変わっていく備前焼、いいですよ。その機会に感謝しております。注文品のワインクーラー二点。色づけが楽しみです。



幸せ振りまく孫に感謝

屈託ない孫の顔を見てると、何だろう、言いようのない感情がこみ上げてくる。くすぐるというか心のヒダが反応するのがわかる。母様もいつになく自然と笑顔がこぼれている。一家団欒には、せめて3世代同居がいいのかなとふと思ってします。4世代同居ならばもっと楽しいのかなとも思う。でも、核家族の向けの小さな住宅で生活していると、それも叶うまい。今の私にとっては、時たま、娘が孫を連れて2,3日帰ってきてくれるのが無情の楽しみです。大人は、又一つ皺を増やして、中道を行く。その世界での生活に疲れたら、孫を抱っこし、頬ずりを、きっと明日への活力になること請け合いです。飛び跳ねるかも・・・。跳ねちまえ・・・。

2008年10月23日木曜日

金融の本来のあり方を見てみたい

10月に入り、2年ぶりに株の値動きを見るようになった。底を見たのが3回、うは!うは!喜んだのが2回。思いとは裏腹に、買い切れず、損切りできずに、株価は乱高下。最近知り合った大彰さんから、株は、「世の中の縮図ですよ」とさらっと言われたのが、耳に残ります。大人だな。金融不安からの全世界株安。サブプライムローンの発祥地のアメリカが値を下げると、当然のごとく日本株も下がってくる。夜10時半以降、ダウ平均の行方が気になりチェック。今日は、ヨーロッパの通貨、ユーロが値が下げたとのことでも、値を下げる。こんなはずでない日本、こんなに売り込まれては、かなわないとの思いから、見てきたが、残念ながら現実は、外の要因からおしなべて決まっていく。バブルを経験し、失われた10年と、世界から取り残された感のある日本は、今は健全のはず。日本の商品を買ってくれるお客さんがすくなりそうという懸念が、輸出企業を中心に業績悪化懸念を生み、株安につながっている。昨日午前11時に業績の下方修正を発表したSUMCOが下げ基調の相場の中、午後値を上げた。実態の稼ぎの数値化が見えてくると、相場は安定するのかなと思った。リーマンブラザーズのアジア部門の買収に成功した野村證券。まだまだ日本の知恵が働いた快挙かなと思う。本題の金融のあり方は、このくらいトンネルを抜けると、健全な道に戻るような気がする。ベクトルの方向性は、やはり正義の道に進むと思うから。企画書の内容に賛同したお金持ちが、企画の事業をバックアップし、成功報酬として利息を頂く。その基本に戻るような気がする。いい企画を提示し、お金が付、事業が成功する機運が高まる世の中になることを期待する。本日の株式売買は、日本の証券会社の間では、買い越しのようだ。海外の投資家が、売り込んでも買い切れなかったのか。実体経済に即した株価水準になるのは、いつのことか。健全な道を、指針を、具体策を提示していただきたいと思う。

2008年10月19日日曜日

安心した生涯の生活のレールを引くのは自分とお国さん

学生の頃、バイト代の時給の金額で、一食分を賄うという、何とか生活には困らない法則を発見。大学を卒業し、結婚するまでは、この係数で胃袋を満足させてきました。結婚し二人での生活もその考え方の延長線上で問題は無いようでした。子供が生まれれたころからは、その法則は、役に立たず、世間並みの給料を稼ぐことが、お上からの至上命令であり、好きな仕事を続けている私の最低の責任範囲として稼ぐためだけの仕事もいとわず、仕事にいそしんでいました。今は、子供も独立し、夫婦二人の生活。エンゲル係数と住宅の返済資金と老後への蓄えと仕事を兼ねた旅行費用を捻出することが稼ぐ大きなポイントになっています。今の生活にあった稼ぎの法則、支出の法則を今度考えてみたいものです。どのぐらいの所得があれば、一人の子供をちゃんと教育して育て上がられるのか。二人の場合は、三人の場合は、とシミュレーションして、各年代の構成をいい方向に誘導するのも、お国の仕事であると思う。全体像を示し、不足部分をどう対処していくかを、個人レバル、国レベルを二重にチェックしていくことが、大切なような気がします。子供を持ちたい、育てたいと思う世の中になっていってほしいと思う。

陶芸を始めて3年目に造ったマグカップのデザインを踏襲したものを本日作成。大宮工房館での作業と持ち帰り自宅での作業。五点セット型作りの完成です。

2008年10月17日金曜日

イチイの実が・・・

ディー・エイ・ジャパンでの最後の仕事、グランドメゾン多摩川で、造園屋さんの推奨で決まったシンボルツリーのイチイの木。その時始めて、覚えた樹木でした。クリスマスシーズンは、樅ノ木の代わりにクリスマスツリーとして飾り付けのできる木であると教えてくれた。樅ノ木より扱いやすいともいっておりました。あれから早16.7年。昨年、訪れた函館でみたイチイの木に感動し、計画中の自邸のシンボルツリーにしようと決意した次第でした。今、イチイの木の象徴である、特徴ある実をつけてくれました。木の勢いが無いので心配していたので嬉しいかぎりです。
勢いはないですが、根付いてくれたことに感謝。来年のさらなる成長に期待します。

函館で                    自邸のイチイの実

2008年10月14日火曜日

粘土で何かを造ってみよう

毎年恒例の大宮工房館作品展(2月開催)は、一年間の中でお気に入り作品を展示をさせていただくだけでなく、今回は、「粘土で何かを造ってみよう」の教室を受け持つことになりそうです。一点600グラムの粘土で何を造ってくるか楽しみのイベントになりそうだ。今のところ、手数は掛かりますが、釉掛けまで体験していただくように考えています。10年前、ゆっくりしたいなと、仕事の疲れを解放してくれる何かを探しているときに、出会った陶芸。今では、かけがいのない時間を提供してくれます。可塑性のものから形ある造形を思い浮かべて一気に造るその一瞬の緊張感が毎回、心身ともにリフレッシュさせてくれます。始めて1年のぞうさんのペン立て、2年めから始めた彫像シリーズ、3年頃作成したマグカップ、拙いながらも愛着があり今でも手元にあり、それなりに存在感を醸し出しています。面白いですよ。興味のある方は、2月の体験コースをお見過ごしなく。今すぐやってみたい方は、日曜日の午後、大宮工房館に私たち遊々クラブが勝手気ままに陶芸を楽しんでいます。若干名ですが仲間も募集しています。

ぞうさんのペン立て2号           マグカップ10号

                        彫像シリーズ

2008年10月12日日曜日

唐津の土で大皿失敗、中皿にて挑戦中

5日日曜日、遊々クラブで製作した大皿54cmのものを持ち帰える。雨が降っていたので車に放置。翌日雨も上がり、家に持ち帰ろうとすると、真っ二つに割れていた。思案のあげく、大皿はあきらめ35cmの中皿にて再挑戦。唐津の土は、できあがりの風合いがよく、遊々クラブでも人気の土であります。ただ難点は、土の粘りが無く、作陶段階の加工が難しく、今回のように、車の震動、一昼夜の放置程度で壊れてしまいます。製作方法は、型の大きさに合わせて、粘土を10~12mmほどの薄さに延ばす。型に添わせて粘土をのせ、型に添って千枚通しで廻りをカット。一日放置。型から外し、横に立てかけて又一日放置。粘りがないが故に出る土のひびを生かし、白化粧土で塗る。埋める。そぎ取る。

写真がこの段階です。からから乾かしてから素焼きになります。

2008年10月9日木曜日

10月始めの焼き上がり作品

本月で遊々クラブも11年目に入りました。
月初めに焼き上がった作品の紹介です。

自宅事務所で絵付け  私(中皿)妻(ビールグラス)娘(湯飲み、お茶碗)      

本焼き窯入れ小               本焼き窯入れ大

完成作品一部掻き仕上の清塚洋太郎氏  大皿:菱山揚三氏(型:鈴木仁作)         

小鉢:栗原昭次氏(入会半年)       茶碗:菱山揚三氏

ビールグラス:鈴木仁(絵付 富貴(妻))  片口:田中秀樹氏

小皿:君島哲朗氏             印:坪内幸紀氏

10キロ級人形:森田いく子氏

「よく頑張って円高にしたなー」の世界はないものなのかなー

一億三千万の人口を養うための市場として、もっと国内に目を向けたいものです。円の価値が上がって、嘆くのではなく、上がることが国益になる政策、経済のシステムに切り替えた方が、円を日常で使っている国民にとっては、お得のような気がします。

世界の投資家さん、日本株がお買得ですよ

株の暴落があった。史上三番目の下げ幅とのこと。日経平均 9,203.32  -952.58である。9.38%の下げ幅である。一日で1割弱のお金が消えた勘定である。サブプライムローンから始まった金融不安は、アメリカにとどまらず、欧州でも金融不安が募り、全世界同時株安の状態である。支払うお金が多すぎて、支払う義務があるけれど、今手持ちが少なくて、払えない状態のようである。解約が同時に発生した状態と考えればいいのかな。売れると信じて、高めの仕入れをしてしまい、売れ残りを抱え、決済日か近づき、支払いに窮している状態とか。今日の株価の動きの中で特徴的な動きの銘柄に気づいた。日本製鋼所(5631)である。日本を代表する重厚の代表格。原子力発電所の配管に欠かせない鋼管製造で、優れた技術力があると言わせていた会社が、本日ストップ安。出来高711万株、180万株売り残りの状態。外国人投資家が、現金が必要になり、投げ売り状態での売り攻勢のような気がします。痛んでいない投資家は、今は休んでいるのでしょうか。一時騒いだガソリンの値上がり。それを仕込んだ人たちが、株に群がるには、少し早いのでしょうか。早く来てという思いです。平常の状態まで買いまくって・・・。