一時、乱読した城山三郎を思い出した。
企業戦士の戦いぶりに興奮して当時読みふけっていた。
右肩上がりの時代、先人の知恵に学び、自己改革を進めようとしていた時代がそこにあった。
取材から生まれた経済小説のあとに、自分の内面を露わにする「そうか、君はもういないのか」を発表。
時代性を汲み取っていた著者が妻への愛を語る本をかく。今読み返しても、心にしみる本だろう。
この秋のそよ風がそんな記憶をよみがえらせた。
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日々感じることを綴ります。私にとっての、仕事(建築設計のこと)、趣味の陶芸のこと、園芸のこと、家族のこと、身の回りでおきた小さな幸せ話のこと、本の読後感など、綴っていきたいと思います。
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